〜前回のあらすじ〜
初めてのデート、彼氏が服を買ってくれるみたい。
ヒューヒュー!((うるさい
第24話
「彼女かはたまた着せ替え人形か」
ここがショップね…
見た感じ、落ち着いた雰囲気で、私好みだった。
ポケモン関連の商品が棚いっぱいに並んでいた。
街にもそれなりにポケモンがいるってことよね?
コトマさんは商品を手に取っていく。
「歯ブラシと、カラカラっ子…」
こ、この頃から『カラカラっ子』があったなんて!
ポケモンが頑丈な歯を育てるためのおやつの一種。
…実は人間の頃に食べてみたいと思ってたのよね…
〜学生時代〜
友達のナナちゃんのガーディが食べてた時だっけ。
「れ、レイカ…ヨダレ…(汗」
「…はっ!いけないいけない」ジュルっ
「何でレイカがカラカラっ子見てヨダレ…って、食べてみたいの…?」
「………」こくり
「レイカもかじってたら似合いそうだけどね。
どっちかというと魚をくわえてた方が似合うけどw」
「ふにゃ!?///」
「だけど、ポケモンフーズ関連は人間の口には合わないみたいだけど…」
「うん…でもポロックは美味しかったよ!」
「え゛っ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何でナナちゃん驚いたのかな…。
でも、今日ついに長年の夢が叶うのね!(キラキラ徐ィ
コトマさんが私の視線に気づいて問いかけてきた。
「…カラカラっ子好きか?」
「ぶい!」
「俺も好きだ。」
な、何ですってええええ!!?
せ、先人でした。カラカラっ子先輩でした!うああああ!!
一匹で盛り上がってる私をよそに、カラカラっ子先輩はアクセサリーのコーナーにいた。
「さくらー、コレどうだ。」
早いことに、もう何か勧めてきた。
コトマさんの手に取った物を確認すると…
「イーブイって格闘技使えたっけ」
いろんな面で無いでしょそれは!!
女の子に黒帯買ってあげる男子って!!
それに、イーブイは格闘技は覚えません。
私は気合玉出せる位の気力はありますが。
とにかく、腰に巻くのは気が引けるので断った。
彼はどこの棚を見てるの…
『イクサ向け道具はコチラ』
ってぇええいやぁあああ!!└(゜□゜└)
バリバリ私戦闘に出す気ですか!?
私女の子なんだからリボンとかそういう…!
「よーし、コイツなら」
ガシャン
強制ギプスもいやです!
デートで彼氏にギプス貰って喜ぶ女の子なんていませんよ!!
「んだよふてくされて…
可愛いのがいいかもしれねぇが、お前危なっかしいから身を守れる物がいいだろ?」
う…確かに、イーブイだと何かと不安があるから、何か防御性能がいいものを…。
「んー…」
コトマさん、御守り小判に防御補助効果なんてありません。
「…じ、冗談だっての。
進化の輝石はちと高いな…」
御守り小判のは冗談じゃなかったね☆
「つか、お前何でそんなに小判を嫌そうな目で見んだよ。
まるで効果知ってるみたいな…」
あっしまった。
「…(・ω・;)」
「…クイズです。御守り小判は『獲得賞金が2倍になる』アイテムだ。〇か×か?」
「ぶいっ」(目の前で手で丸を作った
「オイ何でホントに知ってんだ。」
あわはああああ!!
ゴメンナサイゴメンナサイチガウンデスウウウー!
「とりあえず、お前ホントに賢いんだな。」
コトマさんはそう言いながら小判を棚に戻した。
「ぶ、ぶい…」
お気楽な人で良かった…(失礼
私の正体とかをとことん追求してきたらどうしようとか考えちゃったよ…。
わたあめ君の時にも考えたけど、ホントに気をつけなきゃ…。
〜25話に続く〜
あとがき
よーしペースが少しアップ(勉強しろ
カラカラっ子は何となく考えたもの。「骨っ子」ですw
俺なりのオリジナルアイデアをある程度詰め込まないと、
他の二次創作小説と変わらないんでその辺頑張ります。
…だそうです。
「でもクロカギ君もヘラクロス用ゼリーを食べたことあるじゃない。」
…アレは高タンパクなんでやめといた方がいいです((当たり前
8月も終わりですねー…。俺は月曜日から学校、AO出願です。
うおー