猛進ばんきち兵団!

ーこれは、疾風怒濤ポケモンバカの七転八倒劇ー

小説第8話

〜前回のあらすじ〜
町に到着。レイカは必死に逃げるコトマを追う。
 
第8話
「拾われたい年頃」
 
戸を叩き続けたが少々疲れてきた。ちょっと休も…
ガラッ
「ぶ?(お?」
戸が開く音が!やった!入ってしまえばこっちのもの…!
わずかに開いた隙間に入ろうとした瞬間…
っるせー!!!
ブンッ
あろうことか彼は布団叩きで私をすくい上げ、二階からぶっ飛ばしたのだ。
 
きゃあああああああ!!!
二階から落とすなんて鬼ーっ!!
と言ってる場合ではない。が、考える暇も無いー!
 
ボカッ
「いだっ!!」
…え?私以外の声がした。それより、私は地面ではない何かに着地したみたいだ。
「いてて…何…?」
何って、恐らく私です
どうやら私は人の頭に着地した…あ、頭だから着頭か。(どうでもいい)
 
声からすると女の人で、しばらくしてその人は起き上がった。(勿論私は転げ落ちた)
「あの野郎、不意打ちたぁいい度胸…アレ?見ない顔だね。」
彼女は尻餅打ってる私の顔を見て話しかけてきた。
「アンタ、もしかしてアイツに二階から落とされたのかい?」
私は正直に頷いた
二階を指差し、ある程度ジェスチャーを交えてみると…
「よぉーし…ちょっと待ってな。」
パキポキッ(指を鳴らしてる)
…こ、この人優しいけど怖いー!!
心配だし、ついて行こ…
 
ドンドンッ
ち、ちょっと。蹴っちゃダメ…(・д・;)
 
「アイツまた来やがったのか?ったく…」
 
ダッダッダッダッ
戸の向こうから走ってくる音が…どっちかと言うと、来ちゃダメー!!(;`×´)
 
ガラッ
「入れねぇつってんだろクソけも…!!」
ガッ
あん?
彼女はコトマさんの蹴りを片手で受け止めた。
足を掴む指からギリギリと音が鳴っていて、相当な握力だとわかる。
「テメェ、大家に向かって入れねぇだぁ?
そういう台詞は家賃払えるようになってから言えよ…?」
 
ギリギリという音が大きさを増して、コトマさんの顔は青冷めていく。
「違えよ!お前の足下にいるソイツ…」
 
「テメェこんな可愛い子を二階から落とすたあ、それでも一人暮らしの男か?」
「カンケー無ぇだろ!てか、コイツがしつこいんだからどうにかしてくれっての!!」
「飼いなよ。」
「はぁ!?」
 
ええっ!?まだそんな、私には早いんじゃ…。
って、何考えてるの私!!
 
「お前が飼えよ!一匹も二匹も変わらねぇだろ!?」
 
「なーに言ってんだよ。こんなに可愛い子にウチの店手伝わせるのは無理だよ。」
「俺の仕事の方が無理だろ!それにさっきコイツ殺されかけたんだぞ!」
(スピアー軍団の件)
 
ま、待って2人とも!私は確かにこの人を探してたけど、パートナーポケモンになる…同居するとは…!!
あ、言ってなくてもやってることは実質そういうことである。
私は深く考えておかなきゃいけなかった…。
もう!それもこれもカシさんと私のドジのせいだー!!
私の心境なんて知ったこっちゃない2人は口論を続ける。
「何も傭兵の手伝いしろって言ってないわよ!お留守番とかにもなるだろうし、この子一匹だけじゃ生きていけないでしょってこと!アンタもそろそろポケモンがいてもいいじゃない!!」
 
「居なくてもいいじゃない!家計一人でも大変なんだぞ!」
ポケモン一匹も養えない男は女にモテない…」
 
うっせーよ!!いちいち痛いトコ突くなよ!!とにかく、コイツなら一匹でも大丈b…」
 
「ぶい〜(『甘える』っ!)」
「ほら、『アナタとじゃなきゃ生きていけない』だって。」
 
「んな何でラブストーリーみたいな台詞なんだよ!つか、チビ公がそんな目で見んじゃねー!!」
 
何故だろう、普通遺伝技なのに『甘える』が使えるとは。
恥ずかしいとは言えど、この機会を逃すわけにはいかない…
「それに、この子なら体も小さいし、お利口そうだから大丈夫よ。」
 
「まあ、食費軽そうだし、いざって時に色目使うたぁ策略じみたヤツだがよ…」
「ぶ〜っ!(そんなつもりじゃありません!)」
 
「それに、この子は違うじゃない、憎みも、恐れもしない…。アンタのこと好きみたいだよ。」
 
えええええええええええ!!
……わ、私、そんなつもりじゃ…
 
「……どうなんだよ。」
聞いちゃうのおおお!?
いきなりすぎる展開に私は驚きとドキドキの連続です…。
 
第9話に続く。
 
 
あとがき
今回は新キャラの大家さんが!スゴイ人ですww
てか、家賃とか、こういう設定なんだかΟ魂みたいd(殴
会話が多くて少々読みづらい回でしたね…。
次回も会話がメインかと。にしてもレイカさん、会って間もない男に甘えるとは((
イカ「演技ですからっ///」
『甘える』の絵は突っ込まないでください((
ではこの辺で。