猛進ばんきち兵団!

ーこれは、疾風怒濤ポケモンバカの七転八倒劇ー

小説第28話

〜前回のあらすじ〜
私はレイカ、19歳!
大人の階段を神速登りしております!!
 
 
第28話
「あ風呂ブレイク」
 
 
わ、私が悪いんですよ。家に転がり込んで、
当然ですよね!これ位。
裸体くらいでギャーギャーしていたら、同居してられませんよね!!
 
ぜぇ…ぜぇ…
裸体ノ魔力コワイデスワー
 
 
「何かすごい汗かいてんじゃねーか。風呂前の運動か?」
 
「ぶぶいーぶいっ(寝起きの不意打ちです」
 
とにかくあの逞しく、引き締まった体を直視しないように返事をする。
 
「ま、ちょっと来てみろ、いーもんがあったから。」
え゛
 
だ、大丈夫ですよね。裸体関連じゃありませんよね。(何を考えてるの私
 
 
風呂場に入ろうとしたら…
ばさっ
 
「ぶい?」
な、何?布が落ちた音かな?
ん?布…?
見上げると
 
「あ」
 
 
あっあああ
 
 
バタッ
 
▼レイカは見てはいけないものを見そうになって倒れた!
 
 
ふ…ふげっ、ごほっごほっ…
 
「いけね…っつか、さくら、何で俺の裸で鼻血出してんだ。変態かお前。」
 
 
コトマさんのほーが変態いぃいいいぃい
 
何を見せてんですかあ!!
 
19歳の乙女に何てことしてるんですかアナタは!!
 
私が噴火をしてる間にコトマさんはタオルを腰に巻き直してくれていた。
 
 
…今日1日で私はとんでもないことをどれだけこの人にされたのかな…
 
「気ィ取り直して、さくら、お前ならコレがぴったりじゃねーか?」
 
風呂場にある、いいものとはタライのことだった。
 
 
成る程、深さも丁度いいから、溺れることは無い。
 
親切にももうお湯は入っている。
 
「んじゃ、ごゆっくり。
あ、スポンジはコッチなw」
昼間の傷はえぐらないで。
 
でも、コトマさんは少し心配そうな顔をしてた。
 
「ま、溺れかけたらバシャバシャして。助けるから。」
ガララッ
 
そう言って戸を閉じた。
 
…いざという時ありがたいけど…
に、入浴中に入ってきちゃうってことだよね…///
 
 
い、いや、溺れること前提じゃ、
落ち着いてお風呂が楽しめないじゃない!
今日の疲れをちゃんと取って、明日に備えよう。
 
 
作者「この時を待っていt」
 
ユフィ「お巡りさんこの人です」
 
 
 
手(前脚か)で具合を確かめると、丁度いい。
風呂なんて昨日も入ったけど、今日はいつもと違う嬉しさがこみ上げてくる。
 
ゆっくり、ゆっくり…タライをひっくり返さないように湯に浸かる。
 
………ふぁああぁ………
極楽ぅぅ〜〜………
 
全身にジーンと来るような温かさが…
ホントに、お風呂って天国だなぁ……
 
 
作者「異論は認めぬ(鼻血出したがら」(この後デデーンされました
 
しばらくして、体を洗うことにしたけど…
石けんがツルツル逃げちゃううううっ
 
バタバタと風呂場で奮闘すること5分。
ようやくスポンジに石けんを染みこませることができた。
 
 
〜体を洗う描写は流石にエロ過ぎるのでカットします。
皆さんの脳内で妄想して悶えてくださいw〜
by作者
 
 
 
再びお湯に浸かり、今日1日を振り返った。
 
ピンチと楽しいことと、ドキドキの連続だった。
何より、ポケモンって大変ね。
子供の頃、「きっと楽しいんだろうな」なんて思ったけど。
 
そして……命の恩人、コトマさんに対する思いは、本物だ。
今まで、好みの男性のタイプもわからない、恋に無縁だった私が、
男の人にこんなにドキドキしたのは生まれて初めてだった。
 
あの微笑みから、ぶっきらぼうに見えてホントは思いやりがある性格も…。
…いつか、この気持ち……///
 
…あ、熱い…ちょっとのぼせそうだったから、上がろうとした。
 
ガラッ
「さくら、大丈夫k…」
 
「ぶ
 
「あ、ゴメン」
ピシャッ
 
コトマさんのえっちいいいいいいい!!!(元々裸ですけど
 
 
…もう意地でもあの人の嫁になってやるう。
 
いつか隣で「デリカシーの無いとこ直してよ」って注意してやるんだからあ!
 
 
〜29話に続くといいな〜
 
あとがき
大☆冒☆険((ごめんなさい
作者がパワー全開でした((
 
そして、さくらちゃんにエンジンが掛かってしまいました(え
 
でも、コトマさんみたいな人の嫁なんて苦労しますよ((
 
実は載せたかったけど容量によりダメだった絵が一枚。(何
 
 
女性の皆さんに引かれてないかな、俺((