予告していた小説がいよいよ！『イーブイ的カノジョ』
…イタいとか思わんでね？と言っても無駄かｗ何が何でも描いてやるさ！
?「早く始めてよぅ！」
わかったわかった、ドジ子ちゃん。
?「私そんな名前じゃない！後輩からはネコ先輩って呼ばれてたわ！」
マジか。今会話してるのは主人公の少女です。この人がどんな人かは、小説でわかります。
では、
?「スタート！」
第一話「ドジが重なると、基本的にヒドい」
ああ、何故だ。どういうことだ。自分の身に起きていることはよくわかる。
しかし理由がわからない…。
少々焦っているが、落ち着いて思い出すんだ、何か思い当たることを…!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あ、一人ごと（?）が続きましたが、思い出すついでに、私が何者かを紹介しておきますね。
私の名前はレイカ。
お嬢様チックな名前だが見た目はごく普通の女の子である。
小さい頃からポケモンレンジャーになることを夢見てスクールに入り、昨年に見事卒業した。
…実は有名なスクールではなく、小さいスクールでレンジャーの技術を学んだのである。しかも、5年かけてようやく卒業。13歳に入隊して18歳卒業になってしまった…（オマケに何人か後輩に抜かれた）
5年かかったのには理由がある。
それは………………………
単なるドジというヤツだ。どんなに知識や経験を重ねても、しっかり者を目指して努力しても。
この天性のドジには通用しない。
実際、スクール卒業式の時、表彰を受け取りに行く途中つまづいた。これだけなら良かった。
式が終わり、いざ退場の時、
レイカ「本当に…本当にありがとうございました!！立派なレンジャーには程遠いですが、頑張って活動していきます！」
私は涙ぐんでいた。
教官「うん…、しっかりやるんだぞ!いろいろあったが、お前なら何があっても切り抜けられる！さあ、踏み出せ!!新たな一歩を!!!」
熱血教官に励まされ、私は一歩進み階段を降りると………！
「ガッ」
レイカ「にゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
その一段目から、派手にゴロンゴロンと階段を転げ落ちたのであった。
全員「えぇ〜…」
レイカ「だ、大丈夫です！道のりは厳しいけども！!」
………苦みの詰まった1ページである。というか、私の人生、甘味2：苦味8な気がする。全部自分のドジだけど…。
現在のこともそうだろうか。
卒業後、私は行くあてが無かった。
そしたら、町外れの山に研究所を持つポケモン研究者が助手になる人材を探していたのだ。
その博士はカシ博士と呼ばれている人で、「ポケモンのことで迷ったら彼に会え」と言われるくらいの人だ。
実は私はカシさんから仕事を引き受けたことがあった（もちろんやらかした）ので、助手を志願した。
ポケモンに詳しいだけでなく、薬品発明の面でも才能がある人で、治療薬などを作ったりとすごい。
何より、こんなドジな私でも受け入れてくれる心の広い穏やかな人であった。
私はあの人のもとで助手ができて、幸せだった。
それに、ポケモンに関して詳しく学べるから最高の仕事だ！
そんなこと思いながら、数ヶ月…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ん？…博士…薬品……？
そう言えば、あの人は治療薬以外に趣味の範囲で変な薬を作ることがあった。
カシさんは薬ができた日は決まってテンションが高くやや興奮している。
ちなみに、実験台の仕事はキッパリお断りしていた。
もう、みなさんは気づいているとは思うけど…………
カシさん、今日はテンション高かったなあ…(泣)
実験台にされたのではなく、自らなったのだ。トホホ…
でも、ヘンなものを飲み食いした覚えがない。朝食から今に至るまで、時間がだいぶ経っている。
7時くらいに食べて、出かけたのは10時辺りだった。
カシさんの薬は効果が体に現れるのが速い。（成功例が少ないので定かではないけど）。だから、それ以降に何かあったということ。
今日はある依頼のために出掛けていたのだが…
これが無ければ、私はこんなことには…いや、私のドジ発動か、ガックリ。
有名人じゃないから依頼なんてあまり来ないけど、
その依頼は何やらよくわからない団体からの依頼だった。
レンジャー関係ではない。「星の」…何だっけ？
ともかくすごい依頼で、私は目的地へ旅立った。
そしてその目的地…
過去の世界で事件は起きた。
第2話につづく。
あとがき
…長々とやってしまった…。とりあえず、主人公のレイカと、事件のキッカケとなったカシさんの名前が紹介できました。
でも、謎はまだある…
次回、「結局レイカさん何があったの？」ということと、原因がわかりますｗ
年末に俺は何してんだ（（
Ｐ．Ｓ．マラソン再開。運動不足解消のためにはしるぞ〜!
