英訳的には違うんですけどね。
てなわけで見てきました。『ミュウツーの逆襲Evolution』!!
あのポケモン映画の原点にして頂点のフル3Dリメイク!
平日昼だったんで一番良い席を取れてラッキーハピナス!(?
いくつかネタバレの部分もあるので、まだ観てない人はゆっくり、いや、急いで回れ右!
もー始まり方から既に感動でしたね。
件の研究チームが南アメリカの辺境でミュウの化石を見つけるところの周囲の神秘性とか、
ミュウツー様のアーマーを纏う瞬間のアニメーションとか。
「もうコレに全力かけすぎでしょ」ってくらい凝ってたよアーマーの造りといい、
起動時の光り方が!!w
怒涛迫力のミュウツー始動パートもといプロローグが終わった後、
ついにサトシ御一行パート、挑み来るドレッドがかかってる髪になった海賊風トレーナーことレイモンド氏(中の人の事ね)。
そして劇場版式アレンジの『めざせポケモンマスター』!!!
もう喜びのあまりこの時点で涙が出そうだった。
あとゼニガメVSカイリキーで勝った後抱えられるゼニガメが可愛いのなんの。
2体やられてしまうレイモンド氏、ヤケクソなのか一気に投げた3つのボールの中から…
か、カイロスだーーーー!!!!
見事に銀幕参戦、そして栄誉ある3D出演だ!!!
一瞬だったとはいえ、かなりアグレッシブに角を振り回してピカチュウに向かって猛ダッシュしてました。
ちなみに、タイプ相性の面をツッコまれたり、サトシのピカチュウ10万ボルト無双説が加速してた影響なのかあの3匹の内、ゴローニャがスリープに差し替えられてました。
この辺りからちょくちょくアレンジ、アニメ版とは違う改変が挟まれます。
(プロローグだとミュウツーを製造してるラボが明るく、より近代的になってたりとか
そういや各ポケモンの光沢とか毛並み、質感の表現も凄かった。
名探偵ピカチュウとはまた違った趣のあるもふもふだったり、あと、サトシ達の服、戦いでの汚れとかも結構くっきり映ってた気がする。
そして、最強のトレーナーに招待されたのち、嵐吹く港に到着。
中身はラスボス(我らのおばあちゃんこと小林幸子さん)、ボイジャーさん!
台詞が「キャモメに聞いてみな」にwww
「そっか!当時は(カモメに該当するポケモンが)居なかったもんな!!www」といい具合に151匹以外も挟みこんでくる。
そもそもOPでドンファンが出てくるけども
そして、各々が嵐の中、自らのポケモンを駆使して会場の島へと向かう!
本編だとサトシ以外のあの3人のトレーナー達だけが進んでましたが、
ストライクに捕まって飛んでいこうとする少年や他にもトレーナーがちらほらと…
で、嵐の中を渡れなくて困るサトシ一行。
アニメだとここで船頭を名乗るロケット団(船首で御守りにされるニャース)が現れる…のは共通なのですが…
凄くにぎやかミュージカルに登場してくる上船の装甲がパワーアップしてる
という謎の超アレンジが入ってます。
こういうところではっちゃけたアレンジをぶち込んでくるスタッフのナイスな気概を讃えよう!!
いや、その発想はどこからやってきたんだ…w
そしてところどころ挿入BGMが近年のポケモン作品のものに差し替わってる?
荒波のシーンがサンムーンのぬしポケ戦闘前だったりとか。
で、城の3Dがまた凄い…
え?ミュウツーさん設計担当?それとも一流建築家を裏方で操ってる?
外観はもちろん、あのバトルフィールドを展開する時の演出も凝ってらっしゃるというか、
是非ゲームであのコロシアム使わせてくれこれでもかって使い倒すから((
そしてミュウツーとミュウの対決。毎度思うんじゃが、ミュウの声を今だ出せる山ちゃんって一体…
話がちょっと逸れますが、先日のMステでのアラジン挿入歌を華麗に歌う山ちゃん(ジーニー役)もかっこよかったです
エスパー技や、ミュウツーが技の悉くを無効化するバリアーもキレイだし、
近年の技巧ならではのカメラワーク、立体的な移動から生まれるスピード感も素晴らしかった!
そして感動のクライマックスと、
しょこたん&ラスボスによる『風といっしょに』…!
小林幸子&中川翔子 『風といっしょに』※映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』主題歌
エンディングのために書き下ろされた挿絵のサトシ達の道のりが温かくて、
本当にいい旅だなぁと…(?
しょこたんも過去にアルセウスで主題歌を務めたけど、こうして原初たる幸子さんと歌う時が来るとはね…
なんて優しい声色なの。
円盤に『タイプ:ワイルド』、『ポケットにファンタジー』も収録してるってことなので早いこと買いたいぜ!
ここからは番外編。
そういやミュウツーの始まりと言えば、ある一人の少女との出会いですが、
そこは描写がありませんでした。
知ってる人達も「あれ?!」ってなるかもですがあのシーン、実はTV放送された時に追加されたものですゆえ、今回も入ってなかったのでしょう。
サトシとピカチュウの1話目のリメイクも同様。
いやーでも凄いボリュームだった。余すところなく楽しんだ…
何よりスタッフクレジットのナレーションに…石塚さんの文字…
改めてお疲れ様でしたオーキド博士、そして、これからも新たなトレーナーの旅立ちを見守っていてあげてください。
そして、
来年夏、新作上映!!!
やったーーーー!!!毎年安心と信頼のこの文字が公開されるのを待ってるんだ!!
ガラルで新たな仲間との冒険かな?それともこれまでの「キミにきめた!」「みんなの物語」路線かしら?
とにもかくにも楽しみじゃ!
さて、そろそろチビっこ達の夏休みの幕開けじゃ!みんな、上映中のマナーはしっかり守って観るんだぜーーーッ!!!