猛進ばんきち兵団!

ーこれは、疾風怒濤ポケモンバカの七転八倒劇ー

待ち受ける2次試験と、描き手の『矜持』

えーと、まずは簡易的お知らせ。

ははははははは。先日の多忙期がようやく収まったと思いきや、

件の試験の1次を突破してしまった!!!!(

なにごとだ

いや、喜ばしいことなのだ!…が、他だと1次は通っても2次がすげぇ難関というか、3人に一人の倍率だコレ…がんばりまっす!急いで準備しなくちゃ(時事問題対策に新聞読み漁り

落ちたら落ちたでピンチでしたが、受かればそれで更なる戦いに身を投じることになる。…世の常ではあるが、リアルの競争とかはあまり好きじゃないのだよ…

 

H/K

今日は作業通話とかキャスでたまに語る、『うちの子(自キャラ)をどんな感覚で描き、その世界で動かすか』について。

 企画参加者の皆さんと語り明かすんですがホント色々分かれるんですよね。

 クロフロシリーズだと、「割と初期段階でロストさせる予定だったんだよね」ってギルドの副マスターの親御さんからの衝撃発言とか、

なおその人のお子さん(副ギルマスさん)個人的に最推しキャラで冒険の果てに素敵な縁に恵まれて幸せになったエンディングを読んだ時はすげー嬉しかった

 「脳内会議でしょっちゅう三者面談をして喧嘩する(自キャラと」みたいに思ったような動き方をせずどんどん爆進しちゃう話など、自キャラとの付き合い方がホントいろいろ。

 

 あとは「すごろくにおけるコマ」感覚だったり、「この部分(性格や生い立ち)が自分と共通」など、自己投影を含まれたキャラやどんな愛着があるかなども。

これを読んでる人も(企画とかの参加は問わず何か描いてる人も)

「あ、自分もそんな部分あるわ」や「こんな見方とか姿勢もあるんやね」と色々見つめ直すとまた発見があるかも。

 

では、ばんきちはどんな具合にそのキャラを生み出し、動かすのか?

自己分析のつもりでやってみると、こんな感じにまとまりました。

(当てはまるキャラの例をウインドウに台詞をつけて載せたりしながら

 

・あまり深く迷わないキャラ

悩んだり、落ち込んだりが殆どないですね。多少落ち込むことはたまにあってもすぐ立ち直ってます。

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「らしくないし、ウソとか誤魔化しが苦手だから単純明快がいいのさ!」

チームやギルド所属のキャラだと、ウチのは基本前線で戦闘枠なので、尚の事「迷いを抱くのが周囲への不安にもなるから。」って感じで意志の固さが表面に出てます。

思慮深さとか、戦況判断のための思考とは混同しないように気をつけたり。

 

・『こうありたい』『なりたかった』ものの偶像

ばんきち自身が「成りたかった、こんなヒーローになれたらいいな」をその産み落とされたキャラがその世界で代行してくれるって感じです。

精神性で言うならカクさんがその筆頭。ギノやゼロも「この世界のピンチに、こんな英雄がそばに居てくれたら」をイメージして頼もしさが出るような強さを持たせて動かしてます。

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「言葉を借りるなら、「安心しな、俺が!ここに!いるぜ!!!」ってな。」

簡単に言えば王道のヒーロー登場の仕方ですね。パワーバランスを崩しすぎない程度に活躍しながら、最大限にかっこよくする。

 

・あまり落とさない

俗に言う「しんどい」「鬱」展開など、沼の一種ですね。自キャラを絶望の淵に落としますw

安定感があり、色んな交流幅を持ってる人のキャラにこれが発生する時ほど読者のショックは凄まじい。ばんきちもよその子のしんどみ展開で絶叫を堪えるの大変だった時期が多々(

…ばんきち兵団にはコレあまり発生しないんですよね。なぜなら

上手く描けないから!!!

もうぶっちゃけこの手の専門の参加者さんにしんどみ枠を任せます(笑

そして上述のように、迷いや悩みも無いから、苦しまない。

強いてあるとすると、「辛い過去を持っている」のがたまーに居るくらいです。

感覚麻痺で

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「え!?両親の顔を覚えてる!?(早くに死んでるから全く記憶にない」

みたいな仕上がりになりますが(え

いや、剣と魔法と戦争のファンタジーワールド出身だしこの2名…

結構辛い仕打ちを受けてますが、復讐鬼へと堕ちなかったり、暗黒面が出ないのは精神がそれで完成されたというか、『克服した』からというのも。

メンタルの強さの理由も一応作中で描写してます。

 

・恐怖絶望より『スリル』を

一つの項目で語ってもよかったのですが、長いので分けてます。まぁ似たような話にはなっちゃうのですがw

要は読者がヒヤっとしたり、「これ、〇〇は勝てるのか!?」って不安になっちゃいそうな、敗北フラグがチラっと見える範囲に描写を行うという調整ですね

たまにドラゴンボールでも主役たる悟空が薄笑いで「こいつぁちとやべーかもな…」みたいな台詞が出ると、「おっと?今回凄いのが来たのか」ってなるでしょう?

ああいうバランスで。

でも、そこから上手く立ち回らせて、リカバリーに至らせる、ピンチから回復する描写で

「ホッと胸を撫で下ろす」、「おいおい驚かすなよ…(安堵の笑い」が出る感じにしたいなーって。ばんきち宅ではラストバトル以外は基本この方針です。

無論ギリギリで一歩間違えれば敗北必至のスリルも大好物なのですが!

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「いいぜいいぜこういうの!ピンチをチャンスにしてやるのがカッコイイんだ!」

ほら、この自称キャプテンだと我ながらサマになる

 

・救い手ではなく、導き手

2個目の「こういうヒーローになりたい」に含まれてるようなものですが、

支部企画への参加が増えた事でこの傾向が増えました。

よその子さんのピンチを助けに入るのは勿論ですが、生命の危機は救えたとしても、精神の方では完全に救うのが難しい。

…ほら、ウチの男子陣たまにデリカシー無いしw

 

両方を兼ねるのが難しいとしても、せめてそのよその子さんに、「一つの解答を示す」のが、その時自キャラが行える最大限の救いなのかなと。

壁にぶつかって困っている子の、その壁を破るのではなく、その破り方を隣で見せるといった具合でしょうか。

これにはある作品の台詞も影響してます。

「貴様は王でありながら、民を救うばかりで、導こうとはしなかった。」

「救われただけの者達がどのような末路を辿ったか、それを知らぬワケではあるまい」

という。

何より、その子の問題に介入し過ぎてこちらで勝手に解決しすぎたら成長チャンスとか、物語を破綻させる。真の意味でそのキャラを殺す行為に等しいって場合もありますから。

例えば、不治の病で苦しみながらも冒険を続ける子に、魔法とかチート回復術でその病を解いてしまうとその子の味、これから深める要素が取り除かれてしまうのです。

だから、救うこと以上に重視したいのが、導くこと。

これをやることで、「成りたかったヒーロー像」の示し方にも絡められますからね。

 

 

…と、凄い長々語ってしまった気がする。どうだったでしょうか。

こんなんツイートにまとめられないからこうしてここに連ねたワケで。

この記事とばんきち宅のキャラを照らし合わせて、納得してもらえたり、新たな発見をしてもらえれば。

また、読んだ貴方に何か参考になる話が載っていたなら、幸いです。

 

これからもこの描く上での矜持を守って、より深めて作品を描けたらな。と思います!

ポケフロ0も2章が来るから頑張るぞ~~~!

 

2月7日がブラッキーの日だったということで

あんこちゃん新規絵描きました。ちょっと衣装追加してますよふふふ

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「何せ私は着てるほうがえろいからな!!」(こら